みなさんこんにちは、ワタナベです。
「国の特徴シリーズ」第三弾!
イタリア編です!
前回までの記事はこちら
みなさんはイタリアのファッションにどういった印象を持っていますか?
おそらく、セクシーな印象であったりキザ、モテ男的な印象を持っている方が多いのではないでしょうか。
なぜ、そういった印象になるのか、歴史から辿ってみましょう!
イタリアファッションの歴史と概要
イギリス編で解説したように、イギリスで発達したスーツの文化。
この文化は貴族たちに広まった後、庶民へも広がっていきます。
しかし、ロンドンのテーラーたちは貴族御用達の高級店ばかり。
庶民たちには手の届かない金額がかかることとなります。
そこで目をつけられたのが、イタリアです。
イタリアに持ち込まれた技術で、庶民たちのスーツは作られていきます。
その技術は、ルネサンスなどの芸術的な国民性を持つイタリアで、独自の進化を遂げます。
こうしてイタリアの服飾産業は発達していきました。
地中海の青、オリーブのグリーン、モルタル造りの明るいベージュ、レンガの赤、パステルカラーの街並み。
こういった環境に囲まれていて育っていったイタリアのファッションは、色鮮やかで美しいコーディネートをしている人が多いです。
イタリアファッションの特徴
「モテ男」「ちょいワル」といったイメージのあるイタリア。
質実剛健な着こなしをするイギリスとは真逆で、肌の露出を増やし、セクシーな雰囲気をまとっています。
スーツにはその特徴が顕著に出ています。
例えば、Vゾーン。
イギリスはボタンの位置が高くとられており、Vゾーンが狭く作られますが、
反対に、イタリアのスーツはボタンの位置が低めにとられています。
これによってシャツの見える面積を広く見せ、セクシーさ出しています。
このような細かいディテールに国民性が現れるのが、国別に見た時の楽しさですよね。
代表的なイタリア発のブランド
ARMANI(アルマーニ)
アルマーニは1975年にジョルジオ・アルマーニによって設立されました。
メインブランドの「ジョルジオ・アルマーニ(GA)」とセカンドラインの「エンポリオ・アルマーニ(EA)」の2ラインを中心に「EA7」や「A/X ARMANI EXCHANGE」といったラインがあります。
実はファッション以外にも、インテリアや飲食などもやっており、「ライフスタイル提案型」のブランドとして活躍しています。

定番アイテムはこちらの「アンコン・ジャケット」です。
アンコンとは「Unconstructed」の略で、「非・構築的なジャケット」という意味になります。
男らしい体型補正のできるイギリスのスーツに対し、「スーツに作られた体型より男性本来の肉体美」を目指すべきとしたジョルジオが作り上げたジャケットです。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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DIESEL(ディーゼル)
1978年にレンツォ・ロッソによって設立されたディーゼル。略称はDSL。
名前の由来はディーゼル燃料からきており、「ディーゼル燃料のように世界を明るくしたい」と言う思いが込められています。
メンズ・レディースの他に、キッズラインや家具なども取り扱っています。
定番アイテムは「THOMMER」
ディーゼルのデニムには、スキニー・スリム・キャロット・テーパード・ストレート・ブーツカットと言う6種類のパターンが用意されているのですが、
その中でもTHOMMERはスリムタイプで、シルエットがとても綺麗に見えるのが特徴です。
デニムとスウェットのいいところを掛け合わせた生地は、柔らかな風合いで履き心地も抜群です!
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BVLGARI(ブルガリ)
ブルガリは1884年にソティリオ・ブルガリによって設立されたブランドです。
元は高級宝飾店ですが、1977年から腕時計の製作も初め、2000年代以降は、香水やメガネ、革製品なども取り扱っています。
アイコンとしてよく使われる蛇は、「叡智・再生・生命」の象徴としてモチーフに使われています。
2011年にはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの傘下となっています。
ブルガリの香水は日本の茶道からインスパイアされたものなど、軽やかな香りが多いようです。
トレンドを意識した匂いを開発していたり、新作を待ち望んでいる方も多くいるようです。
モテる男の香水といったイメージがありますので、気になった方はチェックしてみてください。
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まとめ
今回は、イタリアファッションの歴史・概要から、イタリア発の有名ブランドまで紹介してみました。
イタリアファッションをまとめると
・歴史や文化、風土から生まれた芸術的なセンス。 ・歴史の中で培われてきたモノづくりの技術。
これが特筆すべき特徴のようですね。
今回紹介したブランドは改めて詳しくまとめてみようと思います。
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